前回のモウカサメの竜田揚げに続き、またサメ肉レシピです。
今回は戸田駅前のオーケーでサメ肉が売られていたので、料理してみました。
サメ肉はアンモニアで臭いと聞いていたのですが、特にそんなこともなく美味しく食べられました。
まあ、にんにく+醤油+バターで味付ければ、大抵のものは美味しく食べられると思いますが・・・。
切り身で売られているサメ肉には骨が無いので、幼児食にも介護食にも良いのではないでしょうか。
ぜひお試しください!
さめのニンニクバター醤油焼きレシピ
材料(2人分)
- サメ肉 2切れ(250g)
- 酒 大さじ1
- 小麦粉 小さじ2
- サラダ油 大さじ1
- S&Bローストガーリック 小さじ1/2
- 醤油 大さじ2
- バター 15g
作り方
① さめ肉を水洗いし、酒大さじ1を振りかける。(臭みを取るため。省略可)
② ①のサメ肉の水分を拭き取り、両面に薄く小麦粉小さじ2を振る。(小麦粉も省略できますが、付けた方がジューシーに仕上がります)
③ フライパンにサラダ油大さじ1とにんにくパウダー小さじ1/2を入れて、にんにくの香りが出るまで弱火で加熱する。
④ ③のフライパンに②のサメ肉を入れて中火で焼く。片面に焼き入りが付いたら裏返して、両面を焼く。
⑤ フライパンにでた余分な脂を拭き取り、バター15gを入れ、サメ肉に絡める。
⑥ 醤油大さじ2を入れ、サメ肉に焼き絡めて、出来上がり♪
補足:にんにくについて
にんにくは、にんにくすりおろしチューブ、生のニンニクのみじん切り、乾燥にんにくチップでもOKです。
にんにくチューブの場合は1cm程度で、⑤のバター投入と同時が良いと思います。①のタイミングでは油が跳ねるので。
S&Bのローストガーリックは下処理もなく使えるので、個人的にはおススメです。
付け合わせ・盛り付け
今回は、サメ肉を取り出した後のフライパンに、カットした小松菜とほぐした舞茸を入れて炒めて付け合わせにしました。
子ども向けはカットして丼仕立てに
平日の子どものご飯は、どんぶりスタイルです。御飯におかずをのせる方がよく食べるので、こんな感じにして出しました。
サメのにんにくバター醤油焼きは箸で切れる柔らかさでした!
アブラツノザメの栄養成分
可食部100g当たりの栄養成分です。
モウカサメ以外のデータは、文部科学省の食品成分データベースで検索しました。
アブラツノザメ | モウカサメ | いわし | ぎんざけ | 鶏むね(皮無) | |
エネルギー(Kcal) | 159 | 139 | 85 | 204 | 121 |
たんぱく質(g) | 16.8 | 23.4 | 18.9 | 19.6 | 24.4 |
脂質(g) | 9.4 | 5.0 | 0.6 | 12.8 | 1.9 |
DHA(mg) | 690 | 1273 | 51 | 890 | 9 |
EPA(mg) | 21 | 185 | 8 | 310 | 0 |
鉄分(mg) | 1.0 | 4.5 | 0.4 | 0.3 | 0.4 |
ビタミンB6(mg) | 0.33 | 0.74 | 0.24 | 0.32 | 0.47 |
ビタミンB12(μg) | 1.7 | 6.7 | 0.3 | 5.2 | 0.2 |
ビタミンA(μg) | 210 | 0 | 8 | 36 | 50 |
アブラツノザメは栄養価が高く、特に肝臓はビタミンAが豊富で肝油の原料になるそうです。
ですが、アブラツノザメより、モウカサメの方がDHA、EPA、鉄分、ビタミンB6、ビタミンB12が高いです。サメ肉にもいろいろあるようです。
アブラツノザメについては、青森県で運営されている青森うまいものたちというサイトでも紹介されていました。
こちらの市場魚介類図鑑でも、もっと人気が出て良い魚と掲載されています。
まとめ
ニンニクバター醤油焼きでしたら、ちょっと癖のありそうな食材でも美味しく食べられます。
サメ肉って私も今まで手にしたことが少ないのですが、骨が無く、DHAも多く、柔らかく仕上がるので、子ども向けに良いと思ったので紹介しました。
そして思ったよりも臭みはありません。最近は処理も流通も進化してるんですね。
いつもスーパーで見かける食材ではありませんが、アブラツノザメも、モウカサメも美味しいので、見かけたときには、ぜひチャレンジしてみてください!!