NHKのEテレで放送されている子ども向け番組「ミミクリーズ」が面白いです
最近見始めたのですが、うちの3歳の子どもが「もう一回!もう一回!」と何度も観たがります
私自身(理系大学出身です)もこの番組を見て勉強になる! 面白い! と感じます。
自然科学への興味や論理的思考を育てるのに、とっても良い番組です
ミミクリーズ番組情報
ミミクリーズはEテレの子ども向け番組の一つです。
公式サイトの情報はこちら
「ミミクリー(mimicry)」。それは「似せること」または「似ているもの」という意味です。自然界の生き物や植物をよく見てみると、形・模様・動きが似ているものが数多くあります。番組では、その「似ているもの」を徹底追究!「似ているもの」をじっくり観察し、比較していくと、「なぜ似ているの?」「違うところはどこ?」といった様々な疑問が湧いてきます。
「ミミクリーズ」は「自然界の似たもの探し」をキーワードに、3~7歳の子どもたちの知的好奇心を触発し、観察眼と想像力を磨きます。そして、「なぜだろう?」という疑問をきっかけに「科学する心」を育て、「自分で考えること」を促す自然科学番組を目指しています。
ミミクリーズ 公式サイトより
タイトルになっている 「ミミクリー(mimicry)」は「似ているもの」という意味なんですね。
ミミクリーズおすすめポイント
観察ができる
「さすがNHK!」とうなるクオリティです。
自然現象を学ぶ上でとても大切で難しいのが、実は「観察する」ということ。
例えば「われる」という一瞬の出来事などは、特に見て理解するのが難しい内容ですが、きれいな画質でスローで見ると、どんなことが起きているのか観察することが出来ます。
水風船が割れる瞬間の映像は、覆っていた風船がはじけ飛ぶところなのですが、中の水がまだ風船の形から崩れて下に落ちる様子までを見ることが出来ます。
百聞は一見に如かずと言いますが、理解するには観察が欠かせません。
ミミクリーズではしっかり観察が出来る内容になっています。
仮設と検証がわかりやすい
はちのすのひみつ
「はちのすのひみつ」の回で紹介されていた内容です。
ハチの巣は六角形になっていますが、六角形だとスキマなく並び丈夫で軽いということを検証していく内容でした。
同じ表面積になる三角形と四角形と六角形で比べると、六角形が一番軽いということを、紙のモデルを使ってわかりやすく示していました。
とうもろこしのかたち
トウモロコシの種がしずく型の理由を考えるコーナーがありました。
おなじ幅の「しずく型」「丸形」「星型」があったとき、トウモロコシの芯に一番多くくっつくのはどれ? ということをモデル映像を用いて検証していました。
しずく型が一番たくさんくっつくよ、という内容です。
単純な映像ですが、とても分かりやすい説明でした。
また、ヒマワリの種やムール貝も「しずく型」で、ぎっしりと並んでくっついているところも一緒に紹介されていました。
放送時間
Eテレ(教育)
月曜日 午後 5時35分~5時45分(10分)
土曜日 午前 7時00分~7時10分(10分)
NHKキッズというアプリでも観ることができます。
NHKキッズアプリの紹介記事もありますので、よかったらどうぞ。
まとめ
自然現象から学べることはたくさんあります。
最近の研究でも、昆虫の仕組みを作って建設に活かすことなどもあります。自然に存在するものは効率化されているものが多く、その形や仕組みを再現することとで、もっと便利な道具を作り出せる可能性があります。
・・・という大人の観点は置いといて、
「こんな生き物がいるんだ~」「こんなことがあるんだ~」「へえ~、おもしろいねえ」と、親子で一緒に楽しんでほしいと思います。
今まで知らなかったことに出会うこと自体が楽しいですよね。
親も一緒に楽しむことが、子どもにとっての喜びだと思います。その楽しい気持ちが「うれしい!」「もっと知りたい!」につながるのではないでしょうか。
そして、子どもが目をキラキラさせて楽しんでいるのは、親にとっても嬉しいことですよね。
1回10分の短い番組なので、ぜひ親子で一緒に見てください。