子どもが5歳になる少し前、戸田市から5歳児健診の案内が来ました。
受けるかどうか少し悩んで、保育園の先生にも相談して、発達健診を受けてきました。
うちの子が受けた5歳児発達健診の内容についてまとめてみました。
健診を受けるかどうか考えている方の参考になれば幸いです。
5歳児健診を受けて良かった点
話の順番は逆になりますが、先に結論です。
・子どもの発達状態を診断してもらえて安心できた
・教育センターの方との面談で、就学前の相談ができることがわかった
こちら2点が私にとっての大きな収穫です。
特に、今お子さんを見ていて、「小学校に入ってからトラブルが起きそう・・・」という心配がある方は、5歳児発達健診を受けてみると良いのではないでしょうか。
5歳児健診を受けた理由
子どもの発達で気になっているところが何点かあったので、健診を受けることにしました。
<5歳になった時点での子どもの状態>
・トイレうんちがで出来ない
・保育園で身の回りのことが上手く出来ていない
トイレでうんちが出来ない
オシッコの方は何とか問題が無くなったのですが、5歳になってもトイレでのうんちを嫌がって、パンツにそのまましてしまう状態です。
焦っても仕方がない・・・とは思っていたのですが、「まあそのうち出来るようになる」と思っているうちに5歳になってしまいました。
排便は1日1回、自宅で出てしまい、保育園ではほとんどしない状態になっています。
保育園で身の周りのことが上手く出来ていない
身の回りのことが上手く出来ていないというのは、他の子に比べて、着替や給食前の準備が間に合わなかったりが目立つ、という状態です。
うちの子は5月生まれなので、保育園の同じクラスでも2番目に月齢が高いのですが、周りの子と比べると、生活面の段取りの悪さが目立っているそうです。
段取りが悪いだけならいいのですが、毎日のように先生に指導を受けているようでした。
うちの子はマイペース男子で、多少微妙な行動があるとは思っていたのですが、保育園の先生がちょっと気になる、と話をされたこともあり、健診を受けました。
5歳児発達健診の申し込み
健診の申し込みは電話で行います。
祝日と第一日曜日以外は受け付けてもらえます。
健診日は月に1回で、2021年度は水曜日だけでした。私は5月の下旬に電話をして、6月の健診を受けることが出来ました。
電話でもヒアリングがありました
申し込みの電話をした時、実際に子どものどんなところが気になるのかを聞かれました。
排泄のことと、保育園での行動の遅れが目立っているらしいことを伝えました。
問診票は申し込みをした後で送られてきました
健診の問診票は、電話で申し込みをした後に送られてきました。
今までの乳幼児健診と同じく、事前に記入して持っていきます。
家庭環境や通園状況、身体的な発達でどれくらい出来るのかを記入しました。(スキップやケンケン(片足跳び)ができるか、ボタンをかけられるか、といった内容でした)
よくわからない部分については、その旨を伝えると、保健師さんが健診日に確認をしてくださいました。
5歳児発達健診の内容
発達健診の流れ
うちの子が受けた健診はこういった流れでした。
順番は混み具合で変わるようです。
- 保健師さんとの面談
- 知的発達チェック
- 身体測定
- 医師の診断
- 教育センターの方との面談
①保健師さんとの面談
問診票を元に、子の様子と家庭環境のヒアリングがあります。
子どもに対しては、問診票にあるチェック項目の確認がありました。
片足跳びが出来るのか
ジャンケンやしりとりのルールを理解して、実際に行うことが出来るのか
といったことを行います。
あとは、保健士さんが小さい積み木を使って作ったものを再現できるかというチェックもありました。
②知的発達チェック
最初の面談の後、個室で専門家の先生による知的発達のチェックがありました。
ブロックや絵を使った少し難しい問題がいくつか出され、それを子どもがどのように対応するのかのチェックでした。
うちの子は多少落ち着きがない様子もありましたが、そこそこ座って先生の話を聞いて問題に答えていました。
③身体測定
こちらは、身長体重のチェックです。
3歳6か月健診であった、視力検査や聴力検査はありません。
④医師の診断
小児科の先生による診断がありました。
我が家の場合は、子どもとは少し話をして、あとは親と話をして子の様子を見てもらう感じでした。
とても穏やかなすてきな女性のお医者さんでした。
⑤教育センターの方との面談
子どもの就学が心配ということを伝えると、教育センターの方との面談があるようです。
私の場合、①の保健士さんや②の先生との面談の時に、「教育センターの方との面談を希望されますか?」と聞かれたので、面談をしてもらいました。
5歳児発達健診は、保育園や幼稚園に通っていないお子さんも対象なので、就学時の心配が無い場合は必要ないのかもしれません。
5歳発達健診の会場の様子
乳幼児健診と同じ、戸田市の保健センターで行われます。
駐車場は無いので、公共交通機関で行く必要があります。
私が行った6月の5歳児健診は、人数がとても少なく4名ほどでした。
毎回少ないのかは分かりませんが、一つひとつの面談の時間が長いので、人数が少なくても多少の待ち時間はあります。
待ち時間は、静かに過ごせ、慌ただしい感じはありませんでした。
息子は、私(母親)とゆっくり過ごせたのが楽しかったのか、「らいしゅうもけんしんいく」と言っていましたw
発達健診の結果(うちの子の場合)
・知的な発達には問題が無い
・トイレトレーニングについては、もう少し様子を見て、心配ならかかりつけのお医者さんに相談を
・6歳になる年に教育センターでの就学相談があるので、心配なら参加をして
という内容でした。
大人同士が話をしている間、ちゃんと座っておとなしく絵をかいてひとり遊びしていたので、とりあえず1年生になって、教室にいるのは問題なさそう・・・ということのようです。
就学後の心配事について
私が心配しているのは、マイペース過ぎるところ(保育園で周りの子が準備や片づけをしているのに、他のことが気になって準備が出来ないでいるようなところ)で、
保育園の間は保育士の先生方にケアをしてもらえるのですが、小学生になってから先生に厳しくされて学校生活に支障が出てしまうのでは、ということです。
それについては、教育センターに相談をしておくと、担任の先生を配慮してもらえるとの回答をいただけました。
わんぱくな子どもには、その対応ができる先生に、繊細・敏感な子どもには、その対応ができる先生に、と配慮してもらえるそうです。
また、今の小学校は敏感な子ども向けに、パニックになってしまった時に気持ちが落ち着くまで過ごせるスペースを確保しているという話もあり、今の時代は色々と学校と自治体が配慮をしているということを実感できました。
(本当にちゃんと対応されているのかは、その時にならないと分かりませんが…)
戸田市の就学に関する個別相談について
小学生になる1年前の4月から、教育センターで就学についての個別相談が行われています。
2021年は、4月から9月に月に1回ずつの日程が、戸田市教育委員会のページに掲載されていました。
教育センターの方の話では、予約がすぐにいっぱいになってしまうとのことでしたので、来年早めに申し込みをしたいと考えています。
まとめ
5歳児発達健診は予約が必要な健診なので、受けるかどうかお悩み中の方もいらっしゃると思います。
明らかに大きな問題がある、、、というほどではない場合でも、「なんだかちょっと心配…」とかんじているのなら、就学に向けての準備の一つとして、申し込みされてはいかがでしょうか。
子育てで不安になるのって、この先どうなるのかよくわからない、ということだと思うのですが、私の場合は、健診を受けることで
・子どもの発達状態の確認
・今できる対応、就学準備の対応
について理解し、しなくてはならないことが見えてきました。
初めての子育てで不安や心配事が多いのですが、相談できるところがあるのはとても心強いです。
心配事がある方は、まずは連絡してみてください。お互い頑張りましょう!