きれいな色と音を楽しむ絵本 「もこ もこもこ」 (作:谷川俊太郎、絵:元永定正 文研出版)の紹介です。
こちらの絵本は、まだ息子が赤ちゃんだった頃、子育て広場に行ったときにスタッフの方に教えていただきました。
大人にはちょっとわかりにくい絵本ですが、赤ちゃんも子どもも楽しめる絵本です!
保育園でも人気があると聞きました。また、久々に5歳のうちの子にも見せたところ、楽しんでいました。
もこ もこもこ おススメポイント
色がキレイ
グラデーションが多く使われており、色合いが美しいです。
黄色と紫、青緑と黄色と、グラデーションが綺麗です。
使っている色は赤や青は少なく、紫・水色・橙・青緑といった、赤ちゃん向け絵本では少ない色使いもこの絵本の特徴です。
形や動きがおもしろい
大きいかたまり? がもぐもぐと食べてしまったり
大きく膨らんで、弾けて、ふわふわとんだり
抽象化された形が動いていく様子がなんだか不思議で面白いです。
オノマトペで音が楽しい
もこ
もこもこ
にょきにょき
と、オノマトペによる音の響きが楽しいです。
初めて見たときは読み方が難しいと感じるかもしれませんが、お子さんとと一緒に言葉遊びを楽しんでください。
作者の谷川俊太郎さんによる読み聞かせがYouTubeにあります
読み方は作者による読み聞かせ(リンク先:YouTube)をぜひ見てください!
この絵本、最初は「もこもこもこ」だと思っていたのですが、「もこ もこもこ」と2語だとこちらの動画を見てやっと理解しました。
背表紙のタイトルをみると、ちゃんとスペースがあります。
読み聞かせ動画は絵本ナビの「もこ もこもこ」からも見ることができます。
谷川俊太郎さんへのインタビューページもあります。
注意点
1つだけ注意点があります。
赤ちゃんも楽しめる絵本なのですが、厚紙のボードブックではなく、普通の紙の絵本です。
2歳くらいまでは、薄めの紙をめくるのがむずかしく、折れたり破れたりしやすいです。
大人が管理して、一緒に楽しむのが良いと思います。
あと、YouTubeの読み聞かせ動画でご覧の通り、大きいサイズ(B4変形)の絵本です。
まとめ
「もこ もこもこ」は、色と音が楽しい絵本です。
今回の記事作成で調べていてびっくりしたのですが、なんと1977年に出版されているロングセラー絵本です。
購入を迷っている方は、図書館で借りてみてはいかがでしょう?
赤ちゃんが楽しめる絵本をお探しの方は、ぜひ 「もこ もこもこ」 をお試しください。