わくせいキャベジ動物図鑑 (作:tupera tupera、出版社:アリス館)は、保育園で教えてもらったのですが、よくできていて面白い絵本です。
こどもが野菜や果物に興味を持つきっかけになりそうな絵本です。
家で野菜を見ながら、親子でキャベジの生き物の話をするようになりました。
普通に読むだけでも面白く、こどもと野菜の話をするきっかけにもなりますよ。
わくせいキャベジとは
地球から831光年離れたところにある、惑星キャベジ。
そこには様々な生き物たちが暮らしています。
野菜や果物の体の動物たちが、紹介されています。
「トマトン」
「リンゴリラ」
「キュワニ」
そして緑黄色人種の「ニンジン」と
いろんな生き物がいます。
うちの子のお気に入りは「ゴマアザラシ」です。
大きくなってゴマフアザラシがいると知った時の反応が楽しみです。
私のお気に入りは、ナスクジラ。これも、こどもがナガスクジラを知ったらどう思うのか、楽しみです。
こどもの反応
保育園で「きょうのえほん」として展示されているものを、こどもが見せてくれました。
帰る時間だったのですが、一緒に読んでみると、おもしろい動物たちがたくさん!
うちの子だけではなく、保育園の他のお子さんも見たがって(読みたがって)、周りには人だかりができてしまいました。
対象年齢
年中さん(4~5歳)以降は、楽しめています。
絵(写真?)が大きいので、3歳以下のお子さんも、眺めるだけで楽しいと思います。
文章はちょっと難しめ
漢字にフリガナはありますが、図鑑風の絵本なので、ちょっと難しめの熟語があります。(斑点、機能、補給など)
保育園の子どもにはわかりにくい表現ですが、ちょっとずつ大人の言葉を学ぶのに良いと思います。
読み聞かせるうちに、語彙力がアップしそうです。
少し難しい言葉で書かれていることで「図鑑」らしさが出ていて、私は好きです。
こどもは、わからないなりに絵と文の流れから、想像力を働かせて理解しているようです。
第23回日本絵本大賞受賞作品
2016年10月~2017年9月までに出版された絵本の中から選ばれる、日本絵本賞の「大賞」受賞作品です。
作者・出版元
作者:tupera tupera(ツペラツペラ)
tupera tupera (ツペラツペラ)は、亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットで2002年より活動をしているそうです。
絵本やだけではなく、様々な分野で幅広く活動していて、NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当されています。
出版:アリス館
アリス館は2021年に創業40周年を迎える出版社で、子ども向けにこだわった本を出版されています。
赤ちゃん向けや、自然の写真絵本がたくさんあります。
まとめ
わくせいキャベジ動物図鑑親子で楽しめるとても魅力的な絵本です。プレゼントにもおすすめです。
ぜひ一度読んでみてください。