はじめに:「このままずっと働き続けられるのか?」という不安
30代〜40代、仕事に家事に子育てに追われる毎日。
仕事をしているけれど、「この先もずっと働き続けられるのだろうか?」という不安を感じたことはありませんか?
私は働く母として、子育てをしながら会社員として働いてきました。
体調を崩した時や、子どもが急に熱を出した時、心のどこかで「この働き方をいつまで続けられるんだろう」と考えてしまいます。
でも、働けなくなったときに備えて、少しずつでも“お金の備え”があれば、気持ちはずっとラクになります。
そんな思いから、私は20代半ばから資産形成をスタートし、今は「コーストFIRE」を目指して投資を続けています。
この記事では、私がどのように不安を乗り越えてきたのか、「お金」と「学び」の視点からお話しします。
資産形成が「心の支え」になる理由
長く働けないことも想定しておく
結婚や出産、親の介護など、人生には“働き続けられない局面”が訪れる可能性があります。
その時にゼロからお金の不安に直面するのではなく、少しでも早く資産形成を始めておくことが、将来の自分を助けてくれるのです。
「何かあっても、お金の備えがあるから大丈夫」と思えるだけで、目の前の不安を減らすことができます。
私が実践してきた資産形成の3つのステップ
- 支出の見直し(固定費の削減)
まずは通信費、保険、サブスクなど毎月出ていくお金を整理しました。
浮いたお金を貯蓄・投資にまわせば、気づけば数万円分の“投資余力”が生まれます。 - つみたてNISAでインデックス投資
手間も時間もかけられない中で選んだのは、全米株式インデックスファンドの積立。
月1〜3万円から、無理のない範囲でスタートしました。
不動産投資にも挑戦
時間をかけて勉強し、数年後にはアパート1棟を購入。インカムゲイン(家賃収入)と資産価値の両方を意識した投資です。
事業主としての責任は重いですが、経営感覚も養われ、今は「自分に合った投資スタイル」になっています。
「学び」も不安を小さくしてくれる武器になる
情報を持つことで、不安が「備え」に変わる
資産形成は難しそうに見えますが、必要なのは少しの「学び」です。
たとえば、
- 「つみたてNISAって何?」
- 「保険って本当に必要?」
- 「老後にいくら必要か?」
こうした基本的な情報を自分の頭で理解することで、不安は減り、「行動」へと変わっていきます。
「安心」はお金だけじゃなく、“選択肢”から生まれる
資産形成によって得られるのは、「お金そのもの」だけではありません。
それよりも大きいのは、“選べる人生”が広がることです。
- 仕事を辞めるのではなく、「いつでも辞められると思える」ことで心に余裕が生まれる
- 時短勤務や転職など、「働き方の選択」がしやすくなる
- 子どもと過ごす時間を確保するために「収入を補える手段」がある
この「選択肢がある」ことこそが、最大の安心材料になります。
おわりに:少しずつ、でも確実に前に進もう
「働き続けることへの不安」を感じているのは、あなただけではありません。
私も、そして多くのワーママが、その気持ちを抱えながら日々を送っています。
だからこそ、今日できる小さな一歩を大切にしてほしいと思います。
- 家計簿アプリを入れてみる
- 1冊、投資の本を読んでみる
- つみたてNISAの口座を調べてみる
そんな一歩一歩が、あなた自身と家族の未来を支える「資産」となり、不安を希望に変える力になります。
働くことは大切。でも、それにすべてを預けず、「自分でも備えておくこと」が、これからの時代にはもっと大切です。