こんにちは。40代、埼玉県在住のワーママ投資家・もちこです。
小学生の子どもを育てながら、仕事と暮らしのバランスを大切にした日々を送っています。
私は、以前は正社員として働く会社員でしたが、子どもとの時間を大切にしたいという思いから、2021年に派遣社員へと働き方をシフトしました。
この働き方の変化の背景には、10年近く前から取り組んできた不動産投資の存在があります。
今日は、私がこれまでに購入した3棟の収益物件と、それぞれの経験を通して感じたこと、そしてこれからの投資方針についてお話ししたいと思います。
会社員時代に始めた不動産投資
最初に物件を購入したのは2014年。
当時はまだ子どもはおらず、正社員としてフルタイムで働きながらも、将来の資産形成に強い関心がありました。
◎1棟目:埼玉県・1K×6戸のアパート
- 購入価格:1,750万円
- 表面利回り:約13%
- 融資:フルローン
- 購入年:2014年
初めての物件ということもあり不安もありましたが、融資がついたことで購入に踏み切りました。
この物件は安定した家賃収入をもたらしてくれ、入居付けにも大きな苦労はなく、今も主力物件のひとつです。
ローンの返済金額は、満室時の家賃収入の約半分です。退去時の原状回復費、新規入居者募集時の広告費、外壁塗装の準備もあるので、自由に使えそうなお金は無い状態です。
ここに至るまでについては、こちらの記事にて紹介しております。
◎2棟目:栃木県・2DK×4戸のアパート
- 購入価格:1,550万円
- 表面利回り:11.5%
- 融資:フルローン
- 購入年:2015年
2棟目は地方物件にチャレンジしました。
郊外ながら駐車場付きで、ファミリー層も入居できる間取り。リフォームには少し手がかかりますが、その分入居者が長く住んでくれやすいのがメリットです。
こちらのアパートも、ローンの返済金額は満室時の家賃収入の約半分です。
この2棟の購入により、正社員としての収入以外に「毎月安定した不労所得」が生まれたことで、心の余裕が大きく変わりました。ここで得られた収入は基本使わず、次の投資物件のために貯めていました。
こう書くと生活が変わらないと思われますが、不動産収入がない頃は会社からの給与収入から、投資用資金・老後のための貯金を行っていたところ、投資用資金を投資物件が産んでくれる状態になっています。気持ちの上ではゆとりが生まれました。
働き方を変えても“資産は働いてくれる”
2021年、子どもが小学生に上がる半年前に、私は正社員を辞め、派遣社員としての働き方を選びました。
会社員としての年収は下がりましたが、朝晩のゆとりや、学校行事への参加、学童のお迎えなど、子どもとの時間を増やすことができました。この選択ができたのは、やはりアパートからの家賃収入がベースとしてあったから。
「正社員で働かないと老後が大変」という不安から解放されたことで、家族との時間に目を向ける余裕ができたのです。
3棟目は“ローンなし”の戸建て投資へ
そして2023年。新たに挑戦したのが、現金購入による戸建て投資です。
◎3棟目:埼玉県・中古戸建て
- 購入価格:280万円
- リフォーム費用:440万円
- 合計:720万円(すべて現金)
- 表面利回り:約11.5%
- 購入年:2023年
現金購入は、フルローンと比べて手元資金は大きく減るものの、月々のローン返済がないことによる精神的な安心感はとても大きいと感じました。
フルローンは不動産投資の“最大の武器”ともいえるレバレッジ効果を得られますが、やはり借金は借金。
空室リスクや金利上昇の不安は常に頭の片隅にあるものでした。
その点、現金投資はリスクも低く、堅実に“自分年金”として家賃を積み上げていける安心感があります。
これから目指すのは「戸建てでつくる年金代わりの資産」
今後は、これまでのアパート2棟を状況に応じて売却しながらキャッシュ化し、
その資金を使ってローンに頼らない戸建て物件を少しずつ増やしていく方針です。
築古でも、リフォーム次第で魅力的な物件に生まれ変わりますし、
1戸だけだからこその手間の少なさ・管理のしやすさも魅力。
何より、「この物件があるから、老後の家賃収入は確保できる」と思えることが、
日々の働き方や生活設計において大きな支えになっています。
まとめ:不動産投資は“人生の選択肢を増やしてくれる力”
私は資産家ではありませんし、投資の知識も最初はゼロでした。
でも、会社員時代に思い切って踏み出した一歩が、今の生活に繋がっています。
不動産投資の良いところは、資産が働いてくれる安心感と、働き方を柔軟に変える自由を与えてくれること。子育ても、自分の人生も、どちらも大切にしたい。
そんな思いで選んだ道が、少しずつ「自分らしい未来」を形づくってくれていると感じています。