こんにちは。40代で小学生の子どもを育てながら、不動産投資を続けているワーママ大家の”もちこ”です。
私は30代半ばから不動産投資をスタートし、会社員として働きながらアパートや戸建てへの投資を行ってきました。最近は「築古戸建て投資」に注目が集まっており、実際に私も2023年に現金で戸建てを購入しました。
ですが最近、築古戸建ての購入がとても難しくなってきていると感じています。今回はその理由や背景について、実体験をもとにお話ししたいと思います。
築古戸建て投資が注目される理由
まず、なぜ今「築古戸建て」が人気なのか。その背景には以下のような理由があります。
- 低価格で始められる:数十万円~数百万円で購入可能な物件もあり、初心者でもチャレンジしやすい。
- リフォームで資産価値を高めやすい:DIYやフルリノベーションで利回り向上が狙える。
- 現金購入しやすい:融資がつきにくい物件も多いため、現金投資家が有利に動ける。
- 地方を中心に空き家が増えている:市区町村によっては空き家バンクなども活用可能。
このような背景から、多くの投資家が築古戸建て投資にシフトしています
購入が難しくなってきていると感じる理由
私自身、2023年に埼玉県で築古戸建てを280万円で購入し、440万円かけてフルリフォームしました。表面利回りは約11.5%。大満足の結果でした。(もう少し前ならもっと利回り出たかも、と思いますが、今はなかなか高利回りは厳しいですね。)
ですが、同じような条件の物件を2024年・2025年に探そうとしても、なかなか見つかりません。その理由は以下の通りです。
1. 競合が増えている
YouTubeやSNS、ブログなどで築古戸建て投資の成功体験がシェアされることで、新規参入者が一気に増えました。「戸建て投資を始めたい!」という投資家が急増している印象です。
2. 良い物件はすぐに売れる
以前は空き家バンクや不動産ポータルに数ヶ月掲載されていたような物件も、今では数日〜1週間で買い手がついてしまいます。とくに地方都市や交通アクセスの良いエリアの物件は人気が集中しています。
3. 売り手側も相場を理解し始めている
築古とはいえ需要があることが広まり、価格交渉が難しくなっています。相場より安い掘り出し物件を見つけるのが困難に。売主や仲介業者の意識も変わってきました。
4. 大家コミュニティの情報共有が活発
最近は投資家同士の横のつながりも強く、良い物件情報はすぐにLINEやFacebookグループで拡散されます。その結果、公開前に売れてしまう「水面下取引」も増えています。
それでも築古戸建て投資を続けたい理由
これだけ競争が激しくなってきても、私は今後も築古戸建て投資を継続していきたいと思っています。その理由は以下の3つです。
- リスクを抑えながら、安定した収入が得られる
- 現金購入なら、ローンストレスがない
- 自分の年金代わりとして、老後の備えになる
実際、私はローンの精神的負担を減らしたくて、アパートローンの次は現金で戸建てを購入しました。今後はアパートを売却し、戸建て中心のポートフォリオにしていきたいと考えています。
築古戸建て投資で大切なこと
今後ますます人気が高まると予想される築古戸建て投資。だからこそ、以下のポイントを大切にしたいと思っています。
- 物件情報を常にチェックし、決断はスピーディーに
- 現金を準備しておき、即時対応できるように
- 地元の不動産業者や職人さんと関係性を築く
地道な行動と情報収集が、将来の自分年金を築く第一歩になると信じています。
まとめ
築古戸建て投資は、今や多くの投資家が注目する王道の投資手法になりつつあります。しかし、人気の裏には競争の激化と価格上昇も伴っています。
今後も情報感度を高く持ち、堅実に一歩ずつ、自分らしいスタイルで投資を続けていきたいと考えています。
築古戸建ては、まさに「じぶん年金」をつくる資産。焦らず、でもチャンスは逃さず。これからも一緒に、頑張っていきましょう!