【ワーママ大家が語る】10年続けてわかった不動産投資のリアルなメリット・デメリット

不動産投資のリアルなメリット・デメリット 資産運用

こんにちは。不動産投資歴10年以上、子育てと仕事の両立をしながら大家業を続けているワーママ大家です。

不動産投資というと「難しそう」「リスクが大きい」「一部のお金持ちのもの」と思われがちですが、私自身、特別なスキルや資産があったわけではありません。勉強しながら、少しずつ物件を増やし、今では毎月安定した家賃収入が得られるようになりました。

今回は、実際に10年以上不動産投資をしてきたからこそわかる、リアルなメリットとデメリットを、ワーママ目線でお伝えします。

不動産投資のメリット

1. 毎月の安定したインカムゲイン(家賃収入)

一番の魅力はやはりこれ。毎月のインカムゲインです!
入居者がいれば、毎月家賃という形で現金が入ってきます。給与以外に安定した収入源があることは、精神的な安心感にもつながります。

特に子育て中は、急な出費や将来の教育費への備えが気になりますよね。そんな時、この「第2の収入」があることで、「まあ何とかなるか」と思えるようになりました

2. レバレッジを活用できる(融資を使って資産を増やせる)

不動産投資は、自己資金+融資で始められるのが特徴です。たとえば1,000万円の物件を購入するのに、全額を手元資金で用意する必要はなく、200万円程度の頭金でスタートすることも可能。これは、他の投資(株式や投資信託)にはない大きなメリット。銀行の力を借りながら、効率よく資産を拡大できるのが不動産投資の強みです。

3. 経費を使える「事業」である

不動産投資は「不動産賃貸業」という立派な事業です。つまり、経費にできるということ。

たとえば、物件視察の交通費、関連書籍、勉強会費用、通信費なども事業に関係していれば経費にできます。私も家計簿とは別に、不動産用の帳簿をしっかり管理しています。確定申告時に経費として計上できることで、所得税や住民税の節税効果も得られます。

4. 青色申告控除で最大65万円の節税も可能に

戸建てなら5棟以上、アパートなら10室以上保有していれば、「事業的規模」とみなされ、青色申告特別控除65万円が受けられます(電子申告の場合)。

この控除額は本当に大きく、65万円分は課税対象外になるため所得税額が少なくなります。

不動産投資は「事業」であるからこその控除です。株式投資では控除はありません。(NISA枠の利益は非課税ですが)

5. 経営者目線が身につく

不動産投資は、ただの「副収入」ではなく、れっきとした経営です。入居者ニーズを考えてリフォームを行ったり、空室対策をしたり、家賃の値付けを判断したり…と、自分で考えて実行することが求められます。

会社員として働いているだけでは得られない、「費用対効果」や「経営の視点」が自然と身につきます。

この経験は、仕事や家計管理にも良い影響を与えてくれました。

6. ちょっとした嬉しいご褒美も?

地味に嬉しいのが、管理会社さんやリフォーム業者さんからお中元やお歳暮をいただけることがある点(笑)

もちろん期待しているわけではありませんが、長年お付き合いしていると、季節の挨拶をいただくこともあり、「ちゃんと信頼関係が築けているな」と感じる瞬間でもあります。

不動産投資のデメリット

もちろん、良いことばかりではありません。始める前に、デメリットも正しく理解しておくことが大切です。

1. お金の勉強が必須

不動産投資は、単に物件を買えば成功するものではありません。

・表面利回り、実質利回り
・ローンの金利と返済計画
・修繕費、固定資産税、管理費などのランニングコスト
・税務知識(青色申告、減価償却)

これらを学ばずに突き進むと、「買ったけど儲からなかった」ということにもなりかねません。

私も最初は、収支計算や減価償却なんてチンプンカンプン。でも少しずつ学んでいくことで、自信を持って投資判断ができるようになりました。

2. レバレッジの大きさによってはリスクも増す

融資を使って大きな物件を購入すれば、リターンも大きいですが、その分リスクも増大します。

空室が続いたり、家賃が下がったり、返済が厳しくなるような事態に陥る可能性もゼロではありません。

「借金=悪」とまでは言いませんが、返済計画は慎重に立てる必要があります。物件の選定や資金繰りに無理があると、家計にも影響が出てしまいます。

3. 空室・修繕・トラブル対応などの手間とコスト

満室経営が理想ですが、空室や突発的な修繕は必ず起こります。

・入居者が突然退去
・水漏れ、エアコン故障、給湯器交換
・近隣トラブルやクレーム対応

管理会社に任せていても、オーナーとしての判断が求められる場面は少なくありません。

想定外の出費や対応に追われることもありますが、これも「経営者の責任」として受け入れる覚悟が必要です。

まとめ|「収入源」としても「学び」としても価値がある不動産投資

不動産投資は決して楽な道ではありませんが、「給与以外の収入源」と「経営スキルの習得」という点で、私にとって非常に価値ある経験となっています。

子育て中のママでも、共働きでも、コツコツ勉強しながら進めれば、再現性のある投資だと思います。

もしあなたが、

  • 家計にプラスαの収入が欲しい
  • 経営やお金のことを学んでみたい
  • 将来に向けて自分の力で資産を築きたい

と思っているなら、不動産投資は選択肢の一つとして検討する価値があるはずです。

始めるには少し勇気がいりますが、その一歩が、将来の安心につながるかもしれません。

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